株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/06/02 18:25

アンジェス(株):2023/06/02 18:25

「元」さんから、次のような趣旨の質問が
寄せられたので、私なりの考えを述べさせて頂きます。

「おっしゃる事は理解できますが、
ならは何故にあれだけの過剰在庫を
もち廃棄処分までされたのですか?
もし言われる通りならば、
それなりの数量だけの製造で良かった
のではないですか?」と。

アンジェスが、重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療
コラテジェンについて、条件及び期限付き承認の申請したのが
2018年1月のことです。
そして、厚生労働省よりコラテジェンの条件及び期限付き承認
を取得できたのが翌2019年3月となっています。
そして、薬価収載を経て、条件及び期限付き承認のもとで
製造販売後承認条件評価を行うための使用成績比較調査のための
販売が行われたのは2019年9月です。

したがって、コラテジェンについては、-20℃~-30℃の冷蔵
保存で、約5年間の保存が可能なので、おそらく承認申請後の
2018年中に製造したものと思います。

したがって、コラテジェンの製造量をどの程度にするかは
条件、及び期限付き承認がどの様な内容になるのか、必ずしも
明確ではなかったと思います。
また製造には、数を少なくすれば、それに比例して製造単価が
安くなるとは言い得ないので、製造委託先との協議を経て製造量を
決めたものと思います。

また、当時はコラテジェンの国内販売だけではなく、海外使用分も
念頭にあり、製造したものとも考えられます。
ですから、時間の経過の中で、当時想定していたものと違って
製品の廃棄に繋がることはあり得ますが、極力、そうしたロスを
なくした経営判断が必要であることは確かです。
ただ、それを批判するだけではなく、株主の一人と意見ですが
今後の教訓にして戴きたいという気持ちです。