株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/07/02 09:49

アンジェス(株):2022/07/02 09:49

昨夜、遅い時間に「I」さん宛に、アンジェスが開発する新型コロナワクチンについて、2020年6月から開始された第1/2相臨床試験、そして関西・関東圏の8施設で取り組んだ第2/3相臨床試験で実施された筋肉投与のワクチンは第一世代ワクチン、そして高用量製剤による第1/2相臨床試験のうち、アクトランザラボを使用した皮内投与のワクチンは第二世代のワクチンと位置づけ、ユニバーサルワクチンについては、アンジェスのワクチン開発に共同参画しているファンペップ社
大阪大学と協力して研究開発しているペプチド併用コロナDNAワクチンがそれにあたると申し上げました。

その理由ですが、2021年6月9日、朝日新聞論説委員の黒沢大陸氏を司会として開催された日本記者クラブで、森下先生が日本における新型コロナワクチンの開発の現状と今後の課題について講演を行っていますが、その中の一部で、ユニバーサルワクチンの開発について語っています。その個所を要約すると以上のような内容です。

「変異株に対する取り組みですが、南アフリカ型に関しては、変異型対応のDNAワクチンの設計が進み、現在、動物実験で効果を検証しています。
そのほか、私ども、もう少しユニバーサルなもの、普遍的なものができないかと思っています。現状はまだセミユニバーサルという段階ですが、スパイクタンパクの中で中和抗体を作りやすい場所が分かってきています。
エピトープ(epitope)と言いますが、そういう場所をみつける。これは非常にサイズが短いので、変異が入りにくいという特徴があります。そうすると、外側に変異が入っても、中和抗体の活性は変わらないことになりますので、多少の変異があっても同様に効くということです。これを日本のファンペップ社と共同で開発も進めており、変異株に対応しようと考えています」と。

この日本記者クラブでの講演は昨年の6月なので、変異株に対応できるユニバーサルワクチンの研究開発も前進しているのではないかと思います。そうすれば、日本医療研究開発機構(AMED)に設置された先進的研究開発戦略センターが次のパンデミックを見据えたコロナウイルス感染症を対象とする「重点感染症等に対する感染症ワクチンの開発」の公募が引き続き予定されているので、応募が可能となると思います。