●アンジェス(株):2022/07/03 07:39
「I」さん、こんにちは。まだ朝のジョギング中と思いますが投稿して
おきました。のちほど、お読みいただければと思います。
国立研究開発法人日本医療研究開発機構が昨年8月に公募した橋渡し研究プログラムの採択課題(二次公募)に大阪大学の中神啓徳教授が「新型コロナウイルスに対するブースタータイプのペプチドワクチン開発」という研究テーマで応募したところ、課題評価委員会(PDF)での厳正な審査を経て、申請数13件中、採択された2件の内の一つとして、昨年10月に中神教授の研究テーマが採択されています。
研究が採択となった意義については、「I」さんが掲示板でも述べていましたが、ファンペップがチームアンジェスが取り組んでいる新型コロナDNAワクチンの開発に共同参画しているので、いずれ新型コロナDNAペプチド併用ワクチンがユニバーサルワクチンの性格を持って登場してくるのではないかと思っています。
特に、中神教授が中心となって研究してきたペプチドを活用した製剤については、
高血圧DNAペプチド併用ワクチンとして、アンジェスが2020年6月に日本で特許を取得し、同年7月には米国でも特許を取得している経験があることから、新型コロナDNAペプチドワクチンの開発・研究についても順調に進むと思います。
なお、昨年8月に公募した「橋渡し研究プログラムの採択課題(二次公募)」の取り組みの開発フェーズは非臨床研究・前臨床研究と位置付けられているので、動物を対象とする治験からの取り組みになっていますが、それから10ヶ月以上が経過しているので、「新型コロナウイルスに対するブースタータイプのペプチドワクチン開発」については、いずれは人への医師主導の臨床試験から企業治験を経て、実用化に向かうものと思います。
この新型コロナDNAペプチド併用ワクチンはユニバーサルワクチンの性格を持つものとして開発されているので、日本医療研究開発機構(AMED)に設置された先進的研究開発戦略センターが、次のパンデミックを見据えたコロナウイルス感染症を対象とする「重点感染症等に対する感染症ワクチンの開発」の研究内容にも合致しているので、医師主導の治験を開始する時点では日本医療研究開発機構(AMED)の助成を受けて取り組むものと思います。