株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/07/04 19:42

アンジェス(株):2022/07/04 19:42

「I」さん、こんばんは。

ファンペップ社が、チームアンジェスの新型コロナDNAワクチンにペプチド技術を生かして共同参画した意義は、2020年4月8日のアンジェスのIRで報告されています。そこには次のように記されています。

「ファンペップ社はペプチド技術を用いたワクチン開発を進めており、既に海外で臨床治験を実施しています。ファンペップ社のペプチド技術を用いることにより、抗体産生力が高く、より有効性の高い次世代ワクチンの開発を目指します。現在開発を進めているワクチンに加えて、抗体産生力向上が期待されるため、ワクチンの投与量・回数の減少、より強力な感染予防効果や重症化が抑えられるなどの臨床的なメリットが期待され、当社としては新型コロナウイルスに対するワクチンの有効性を今後とも高めていく予定です」と。

また、ファンペップ社の取り組みについては、以下のように紹介をしています。

(1)ファンペップ社は、大阪大学の研究成果である AJP001(アジュバント様作用を示すペプチド)を用いた抗体誘導ペプチドの研究を大阪大学(臨床遺伝子治療学、健康発達医学)と推進し、既に海外で臨床治験も実施中であること。

(2)抗体産生力が高く、より有効性の高い次世代ワクチン開発に向けて、大阪大学及びファンペップ社との間で、アジュバント様作用(免疫反応を増強して効果を高める作用)を有する「AJP001」又は AJP001 とエピトープ(新型コロナウイルスの一部の抗原ペプチド)を結合した「抗体誘導ペプチド」をDNAワクチンに併用投与する共同研究を実施

つまり、ファンペップの共同参画の意味は、第一世代のワクチンは時間との闘いで、筋肉注射用として開発したが、ダイセルの無針デバイスを活用した皮内投与
の第二世代ワクチンに続いて、大阪大学の臨床遺伝子治療学の健康発達医学グループが研究を積み重ねてきた、「抗体誘導ペプチド」をDNAワクチンに併用投与する共同研究の上にたって、現在ファンペップが新型コロナワクチン「FPP006」を開発しているのです。
つまり「FPP006」ワクチンの独自投与ではなく、DNAワクチンと併用することによって、変異株にも対応できる普遍性のあるユニバーサルワクチンを第三世代ワクチンとして開発する戦略による取組なのです。