●アンジェス(株):2022/07/01 23:58
「I」さん、夜分遅くごめんなさい。
今日の午後、「b」さんが日本医療研究開発機構の先進的研究開発戦略センターが行った公募の件で質問があった件に、私なりの考えとして、「アンジェスは、今回の日本医療研究開発機構が行ったワクチン・新規モダリティ研究開発事業の公募に参加しなかったのかについて言えば応募していないと思います」と答えました。
その点について「I」さんから「AMEDが掲げたこれだけの、いわゆる大事業、「ワクチン・新規モダルティ研究開発事業」に、全く呼応していない!、ということに繋がるのではと、つい、懸念されるのですがいかがでしょうか?」との問題提起を受けたことに、情報が開示されていないので、不確かではあるが、アンジェスは応募していないのではないかと、私の考えを述べさせて頂きました。
その理由のとして、「森下先生が総括責任者となっている大阪大学の臨床遺伝子治療学研究グループでは、変異株に対応するワクチン開発の研究や、ユニバーサルコロナワクチンの開発研究を準備しているとの話は知っていますが、今は研究途上であることと、当面は次世代ワクチンとして無針デバイスによる医師主導の治験の継続研究と、ペプチド併用コロナDNAワクチンの研究に当面は重点をおいて取り組む方針を取っているのだと思います」と答えました。
しかし、この答えでは、森下先生が語っているユニバーサルワクチンとはどのようなものかが不明になります。つまり、当面は次世代ワクチンとして無針デバイスの開発やペプチド併用コロナDNAワクチンの研究に重点的に取り組んでいるのではないかという言い方は、他にユニバーサルワクチンワクチンがあるように認識させてしまう誤りがあるのです。
結論を言います。これまで臨床試験で取り組んできた筋肉投与を第一世代ワクチンとすれば、アクトランザラボを使用する皮内投与が次世代ワクチンにあたり、チームアンジェスに共同参画しているファンペップ社が研究開発をしているペプチド併用新型コロナDNAワクチンがユニバーサルワクチンにあたるものと思います。
現段階ではミニユニバーサルなものからニユニバーサルなものに研究開発が進められていますが、見通しが出来た段階で、先進的研究開発戦略センターの公募に応募するのではないかと思います。