株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2024/04/30 08:30

 

アンジェス(株):2024/04/30 08:30

5月17日~22日にかけて米国カリフォルニア州サンディエゴで開催される米国呼吸器学会における呼吸器イノベーション・サミットの演題に、バソミューン社が研究開発しているTie2 受容体アゴニスト(AV-001)の開発状況の報告が選出されことを、アンジェスはIR情報として4月16日に発表しています。

呼吸器イノベーション・サミットは、米国呼吸器学会主催による致命的な肺および気道疾患に対する最先端の治療法の開発について議論が行われますが、バソミューン社の科学共同設立者であるハロルド・キム博士が、研究開発をしてきた血管機能障害を伴う疾患の治療薬であるAV-001についての開発の経緯について発表する予定と言われています。

なお、株主総会後に開催された会社説明会の報告がビデオ動画として、4月18日の広報ブログで発表されていますが、その中でAV-001についての開発状況が報告されていますので紹介します。

【司会】バソミューン社が開発しているAV-001の研究開発は、どのような状況になっていますかという質問ですが。

【山田社長】Tie2 受容体アゴニスト(AV-001)ですが、これは米国で開発を進めているところですが、フェーズ2を進めているところです。このAV-001のプロジェクトにつきましては、コロナウイルスによる急性肺炎を対象に進めてきた経緯がありますが、その後、コロナが終息するにつれて、私共が当初取り組んできた急性呼吸窮迫症候群に焦点を絞り、今の季節ですとインフルエンザウイルス、あるいは細菌性の肺炎も対象にして取り組んでいます。

ですので、インフルエンザ等のウイルス性及び細菌性肺炎を含む急性呼吸切迫症候群(ARDS)に広げてフェーズ2の取り組みを進めているところですが、今年中に患者登録を終らせるということで、急いで取り組みを進めているところです。

なお、AV-001の薬効についてですが、急性肺炎の場合は、血管に損傷がおきまして、血流の流出が起きるわけです。Tie2 受容体アゴニストは、この流出が出来る穴を塞ぐような作用をするというのがこの薬の重要なポイントになります。この薬が見つかったときは、高名なジャーナルのネイチャーにも取り上げられています。このように優秀な治療薬ですので、早く臨床試験で結果を出すよう取り組んでいきたいと思います。