株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/07/15 12:28

アンジェス(株):2021/07/15 12:28

大阪大学のP1/2試験結果では、AG0302の中和抗体陽転率は、2mg・4週間隔・2回投与で60%、2mg・2週間隔・3回投与では70%と報告されています。
ところが、アンジェスの500名規模で行われた第2/3相臨床試験では、大阪大学医学部附属病院で実施された2mg・2週間隔・3回投与では70%の抗体陽転率示した治験ケースは取り入れられず、2mg・4週間隔・2回投与で60%のケースを採用しています。

確かに、海外ワクチンの多くは2回接種なので、3回も接種する煩わしさわを避けたと考えられます。。では2mg・2週間隔・3回投与を2回投与にして、接種量を3mgにして2回投与は検討できなかったのか。接種量と抗体陽転率は一定の影響があることは事実で、そのためにワクチンの適量を測ることも治験の目的の一つになっています。ちなみに、ファイザーワクチンの接種量は1回 0.3 mLを合計2回、モデルナワクチンの接種量は1回 0.5 mLを合計2回、アストラゼネカワクチン社の接種量は0.5mLで2回接種となっています。

理由として考えられるのは、接種量を2㎎とし2回接種としたのは、抗体陽転率以外にも、2mg・4週間隔・2回投与で、液性免疫反応は70%、細胞性免疫反応は90%、総合免疫反応 (液性と細胞性の両方またはいずれか一方)は90%であったこと、細胞性免疫反応は90%、総合免疫反応(液性と細胞性の両方またはいずれか一方)は100%であったことが確認され自信を持っているのか、または同時並行的に取り組んでいる大阪大学医学部附属病院で実施している朝野教授を責任者とする無針デバイス(アクトランザラボ)を活用したDNAワクチンの有効性を高める医師主導の治験に自信をもっていることが背景にあっての判断だと思います。
いずれ年内を期限とする治験なので秋までには中間治験報告が出ると思います。

アンジェスはこれまでの治験結果を発表していませんが、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が国際基準に合致した新たな承認基準を策定する前には「WHOが推奨する国際基準に沿った分析」を早急に進めてもらいたいと思います。
節々での治験結果が発表されないことが原因の一つになってアンジェスを離れた
ホルダーもいることをアンジェスは肝に入れておいてもらいたいと思います。