株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/06/11 04:02

アンジェス(株):2021/06/11 04:02

【医薬通信社】
新型コロナワクチンP1/2試験で国産初の免疫原性確認!!
     森下竜一氏 (大阪大学大学院教授)に聞く(その1)


大阪大学アンジェスが共同開発を進めている新型コロナウイルス感染予防DNAワクチンについて、P1/2臨床試験データが公表された。P1/2の免疫原性の中の液性免疫については、WHO推奨の国際標準基準品を用いて測定しているNexelis社で今後も測定を行う予定だ。
同試験では、重篤な副反応のない認容性や、接種後のS抗体(新型コロナウイルススパイクに対する抗スパイク抗体)の上昇・中和活性、細胞性免疫の惹起が確認され、注目を集めている。そこで、今回の治験の評価や今後の方向性を、森下竜一氏(大阪大学大学院教授)に聞いた。

大阪大学でのP1/2臨床試験で高い安全性確認>

大阪大学でのP1/2臨床試験(症例数30例)は、「AG0302」2mgを①2週間間隔での2回接種(10例)②4週間間隔での2回接種(10例)、③2週間間隔での3回接種(10例)の用法・用量で実施されている。
①、②、③における副反応については、軽い注射部位の痛みはあるが、ファイザーRNAワクチンのような発熱、倦怠感、悪寒は殆どみられず、非常に高い安全性が確認されている。

森下氏は、「関東と関西の8施設で実施中の500例規模のP2/3試験でも副反応に関して同様の結果が得られているようで、安全性におけるRNAワクチンとの違いは、かなり明確であった」と評価する。
ワクチンは獲得免疫によって機能を発揮する。ヘルパーT細胞からB細胞を刺激して、中和抗体を作ってウイルスを攻撃するため、中和抗体を作る液性免疫の強さが一般的なワクチンの評価となっている。
この液性免疫に加えて、細胞性免疫を有するワクチンが望ましいとされている。
細胞性免疫は、ヘルパーT細胞からキラーT細胞に指令を出して、ウイルスが増殖している細胞を直接攻撃する。
液性免疫と細胞性免疫の二つのメカニズムを有することで、ワクチンは、感染予防、発症予防、重症化予防の効果を発揮できるというわけだ。
特に、細胞性免疫は、変異株にも対応できるのが大きな特徴である。変異株は、スパイク蛋白が変異して出現するが、細胞性免疫はスパイク蛋白の変異の影響を受けないことが判っており、今後、変異株が流行した時に重要である。