株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/06/13 15:31

アンジェス(株):2021/06/13 15:31

6月3日~4日にかけて開催された日本医療研究開発機構(AMED)の報告会で、森下先生は教授はDNAワクチンの第1/2相臨床試験の治験結果の一部をを発表しています。そして、6月10日には「医薬通信社」から大阪大学で実施された第1/2相臨床試験の治験結果が報告されています。以下は、その要旨です。
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大阪大学でのP1/2臨床試験の副反応については、軽い注射部位の痛みはあるが、ファイザーRNAワクチンのような発熱、倦怠感、悪寒は殆どみられず、非常に高い安全性が確認されている。

大阪大学で実施したP1/2試験結果について>

大阪大学のP1/2試験結果では、2mg・4週間隔・2回投与では、液性免疫反応は70%、細胞性免疫反応は90%、総合免疫反応 (液性と細胞性の両方またはいずれか一方)は90%であった。
2mg・2週間隔・3回投与では、液性免疫反応は100%全例で確認された。細胞性免疫反応は90%、総合免疫反応(液性と細胞性の両方またはいずれか一方)は100%であった。
「症例数のトータルでは、液性免疫反応は73%であったが、かなり多くの人で反応が見られたので、非常に手ごたえのある結果を得たと思っている」と報告。
さらに、「今後、500例規模のP2/3試験でもこの結果を確認し、年内にも承認に向けた次の大規模試験に進みたい」と意気込む。(森下氏)

今後、「WHOやICMCRの議論をもとに、厚労省が改めて承認要件を示す」とされている内容を見て、試験のサイズ、試験を行う国などを早急に決定する。
また、WHO推奨の国際標準品を用いて測定しているNexelis社での測定も行う予定である」(森下氏)

アストラゼネカ製ワクチンと同等の有効率期待>

PMDAがワクチン承認条件の一つとして定めている大阪大学P1/2試験におけるAG0302の中和抗体陽転率は、2mg・4週間隔・2回投与で60%、2mg・2週間隔・3回投与で70%で、国産ワクチンで初の免疫原性が確認された。
中和抗体同陽転率に加え、森下氏は、「細胞性免疫で2倍以上活性化している。国内で承認されているアストラゼネカ製のワクチン(中和抗体陽転率70%)と同等の有効率が期待できるのではないか」との考えを示す。