●アンジェス(株)：2020/07/04 04:21

【日経バイオテク】（その２）
アンジェスの新型コロナ予防DNAワクチンの
　　　　、第1相・第2相臨床試験の詳細明らかに！！

主要な評価項目は安全性と免疫原性だ。安全性については、1回目の接種から8週後までに発生した有害事象の種類、頻度、重症度などを評価する。免疫原性については、接種前（ベースライン）、1回目の接種から2週後（2回目の接種直前）、4週後、6週後、8週後に採血を行い、スパイクたんぱく質に対する特異的抗体価のベースラインからの変動をみる。さらに、1回目の接種から8週後以降、52週後までのより長期の安全性と免疫原性についても評価する。

海外などで開発されている新型コロナウイルス感染症のワクチンは、安全性を評価する第1相臨床試験、投与量などを評価する第2相臨床試験を経て、大規模な第3相臨床試験で安全性、有効性を評価するケースが多い。ただ今回は、第1相と第2相の臨床試験を一度に行う設計になったようだ。アンジェスの広報担当者は「第3相臨床試験がどのようになるかは、現時点では決まっていない」とし、第3相臨床試験についてはコメントしなかった。
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7月3日は東京都で124人の感染者が見つかったと報告。
ピークは4月17日の206人。5月下旬には10人を下回る水準まで減ったが、6月中旬から増加傾向に入った。7月2日には2か月ぶりに100人を超えた。小池百合子都知事は「感染拡大要警戒」の段階にあるとの認識を示した。
パンデミックの第2波に備えるために、大阪大学：アンジェス連合のワクチン開発の成功に期待します。