●アンジェス(株):2020/05/11 04:27
感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)の
追加公募に大阪大学:アンジェス連合はチャレンジを!!
感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)は、世界連携でワクチン開発を促進するため、2017年1月ダボス会議において発足した官民連携パートナーシップです。日本、ノルウェー、ドイツ、英国、オーストラリア、カナダ、ベルギーに加え、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ウェルカム・トラストが拠出し、エボラ出血熱を始め、今回の新型コロナウイルス感染症予防ワクチン(COVID-19ワクチン)の開発を促進しするために研究開発機関や製薬会社へ援助・助成をおこなっています。
・本年1月24日のInovio社(米国)への助成
などがこれに当たります。ただ、このケースは今年2月で公募が一旦打ち切られたために、3月5日をもって新型コレラのワクチン開発に参画の意思表明をした大阪大学:アンジェス連合は応募することは出来ませんでした。
しかし、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)が新型コロナウイルス感染症の深刻な世界的拡大を食い止めるために3月6日、新たに開発中のCOVID-19ワクチン候補の数を拡大し、候補ワクチンの臨床試験に資金を提供できるようにするために、20億ドル(1ドル106円換算で2120億円)の新たな資金を緊急に求めました。
日本政府も厚生労働省を通じて2017年以降毎年2500万ドルの拠出を行ってきたが、今回の緊急臨時拠出金にも応分の拠出金提供を行うことが伝えられています。
大阪大学:アンジェス連合も、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)の追加公募の締め切りがまだ時間的猶予があることから、積極的に応募してもらいたいと思います。なお、感染症流行対策イノベーション連合(CEPIの受賞要件として「契約は数日または数週間で迅速に交渉する必要があり、受賞者はこれらを満たすことができなければなりません
パンデミックの緊急性とプロジェクトへの資金提供を開始したいという願望を踏まえ、できるだけ早く。」
とされたいます。
大阪大学:アンジェス連合の新型コロナ予防DNAワクチンの開発・製造は完全に応募条件を満たしていると思います。