●アンジェス(株):2020/05/19 05:02
大阪大学:アンジェス連合が手掛ける
新型コロナ予防DNAワクチンの共同開発に
スリー・ディー・マトリックス社が新たに参画!!
新型コロナ予防ワクチン及び治療薬の開発・製造に取り組んでいる大阪大学:アンジェス連合に、新たにスリー・ディー・マトリックス社が共同参画したことがIRで報告されました。
これにより、森下教授が4月下旬に「医薬通信社」のインタビュー記事で「新型コロナ感染症による医療崩壊を食い止めるためには今後、抗体検査が簡便にできるようになってIgG抗体を持っているかどうかの判断が付けば、院内感染が減少して医療崩壊の危惧が遠のく」との認識を示し、「IgG抗体と、感染初期に出現するIgM抗体をしっかりと分けて正確に測定できる抗体検査の確立と、ワクチンの早期開発が医療崩壊を防ぐ大きなポイントになる」と重ねて強調していたことが解決されることになります。
<新型コロナウイルス抗体検査キットとは>
スリー・ディー・マトリックスが国内で開発中の検査キットは、血液、血清及び血漿中の 2019-nCoV に対する抗体を検出する体外診断薬用のイムノアッセイであり、新型コロナウイルス感染による免疫能獲得の存在を示唆する抗ウイルス抗体(IgM と IgG)を検出することが可能な検査キットです。
スリー・ディー・マトリックス<7777>もこの日の取引終了後、アンジェス<4563>や大阪大学などが進めている「プラスミドDNA製造技術を用いた新型コロナウイルス感染症向け予防用DNAワクチンの共同開発」に参画し、アンジェスと新型コロナウイルス抗体検査キットの日本国内での臨床利用可能性を検討することになったと発表した。