●アンジェス(株):2020/06/04 17:16
「s」さんが言われるように、
「最終的にはワクチンの効果の有無に尽きると思います。その意味では日本でそれを確かめるためには第2波で確かめるしかないと思います。」ということには同意できます。
そこで、ワクチンの投与の目的は、今後予測される第二波、第三波のパンデミックを阻止するのが目的です。そこで7月に第一弾の人への臨床試験、9月に第二段の臨床試験が予定されています。その人への臨床試験を経て安全性、有効性が確認された、ワクチンの通常使用についての厚生労働省の承認を得なければなりません。この承認は通常は非常に時間を要するものなのですが、これまでの関係者の努力によって特例承認という早期承認の流れが出来ていると思います。
問題は、緊急事態宣言の解除以降、いつの時点で第二波の感染拡大が生ずるのかということがあります。政府を始め自治体、そして医療関係者の皆さんはワクチンの通常使用の認可前にパンデミックを避けたいとの思いは同じだと思います。
それまでは、経済の立て直しを図りながらも、当面は三蜜の開始や、個々人の努力を含めて感染症の拡大に気を付けなければならないのです。
そして、ここからは時間との闘いですが、今年の秋以降、地球の北半球に再び世界的な大流行が予測されていますが、出来得るならば日本を含めてワクチンの開発と、国民の投与が大規模に進められ、パンデミックを食い止める闘いが日本から始まり、その成果の上に立って、大阪大学:アンジェス連合のワクチンが世界で必要としている国々へ、政府の全面的なバックアップのもとに行われることを期待したいと思います。
それが、経済を復興させ、オリンピックが新型コロナウイルス感染症に打ち勝った証としての東京五輪の開催だと思います。
その取り組みが成功するか否かが検証されるのが、大阪大学:アンジェス連合のワクチン開発にかかっているのです。