●アンジェス(株):2020/08/06 05:27
WHO、新型コロナの大流行は
「百年に一度の公衆衛生危機」!!
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)は百年に一度の公衆衛生危機であり、今後何十年にもわたり影響を及ぼすという考えを示した。
新型コロナに関する知識は増えたものの、なお多くの疑問が残されており、人々がコロナに感染しやすい状況に変わりはないとした。
テドロス氏は「最悪期を乗り越えたと思われていた多くの国が、今や新たな流行に見舞われている。当初影響が少なかった一部の国でも、感染者や死者の数が増えている」と指摘した。
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大阪大学:アンジェス連合の新型コロナウイルス感染症向けワクチンは開発当初に目標としたパンデミック対策用のワクチンから、オールジャパンを展望した他企業との共同研究開発を進めながら、新型コロナウイルスの進化にも対応する第二世代、第三世代ワクチンの開発に着手しています。
この戦略的提携は、今後起こりうるあらゆる感染症に対応するワクチンを日本はもとより必要とする世界の国々に迅速に提供できるオールジャパンの共同開発事業のような姿で発展・深化していくものと思います。
したがってまずは、政府および厚生労働省は第二次補正予算で計上されたワクチンの量産化体制を構築する 「ワクチン生産体制等緊急整備事業」の採択決定を急ぐべきです。
そして、経済の再生と安倍総理の国際公約となっている東京五輪の開催は、政府与党の政権戦略からみればなおざりにできないテーマであり、「人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝つ証として東京五輪の開催」を望むならば、世界的規模における感染症の収束を実現しなければならず、そのためには開催国の責任としてワクチンと治療薬を開発して、世界各国との協調の上に全世界に供給すべく応分の責任を果たす必要があります。そのためならばストックしている予備費を大胆に活用することも、国民からの協賛と支持を受けることができると思います。