●アンジェス(株):2020/03/22 04:54
新コロナ予防ワクチンを開発・製造し
東京オリンピック・パラリンピックの開発実現を!!
イタリア保健省のの発表によると、新型コロナウイルスによる死者数が4500名を超え、中国の3248人(20日時点)を超えて世界最多となています。
ドイツのメルケル首相もこうした事態を受け18日テレビ演説を行い、新型コロナウイルスについて「第2次大戦以来の試練」と述べています。国内感染者が1万人を突破する中、劇的な表現で国民に危機感の共有を求め、国境封鎖など厳しい措置への理解を求めたのです。
フランスのマクロン大統領も新コロナウイルスとの「戦争状態」との認識を示しまいたが、欧州における非常事態が拡大しています。
こうした中で、各国のIOC関係者および各国の競技団体から東京オリンピックの開催延期の要望が出されています。
新コロナウイルスに人類が屈する形での中止は避けなければなりませんが、アスリートも十分力を発揮できる状況の開催を考慮すれば延期の選択肢はあっても良いと思います。出来得るならば今年の秋口開催、長くとも1年程度の延期による開催実現に漕ぎつけられるよう望みたいと思います。
感染拡大防止の国境封鎖や入国規制及び外出禁止等の抑制処置は一時的に必要な対応策ではあっても、人類の生存にとって必要不可欠な生活必需品を含む生産活動が中止の止む無きに至れば、社会の存立基盤が崩壊するのです。
そのためには、どうしても新コロナウイルスの予防ワクチンの開発が必要不可欠となります。勿論、感染症患者の重篤化を防ぐ治療薬の開発・製造は絶対必要ですが、感染予防のワクチンが開発・製造できなければ治療を要する人が後を絶たず、医療崩壊の事態に立ち入るからです。
安倍総理も東京オリンピック・パラリンピックの開催は「人類が新型コロナウイルスに打ち勝つ証しとして、完全な形で実現する」考えを表明し、すでにG7の首脳から支持を取り付けています。
したがって政府は、開催国としての責任と課題をしっかりと受け止めて、人類の生存に関わる危機を克服し、世界の人々の賞賛と歓迎が得られるオリンピック・パラリンピックの開催を実現する責務があるのです。
政府を先頭に、大阪大学・アンジェス連合もその責任の一端を担い、全力で頑張ってもらいたいと思います。