●アンジェス(株):2024/05/29 12:02
「元」さんのコメント。
「アンジェスの資金繰りは
今でもギリギリの瀬戸際です。
私にはどう見ても、
今からは数年はかかる様な、
バソミューン社の治験に
資金援助できるほどの
体力はないと思います。
果たしてとのように
資金調達をするのか?
減給や役員報酬減額、
リストラをしないのは、
何故なのか?
また山田や役員、森下は
個人資産を担保提供しての
資金繰りをしないのは何故か?
是非とも
わかる範囲で教えてください」と。
アンジェスが資金繰りに困り倒産するかどうかのポイントは二つあると
思います。一つはコラテジェンの本承認申請の結果と資金調達の取り組みが
どうなるのかを見ています。
コラテジェンの国内本承認が不承認となった場合は、その承認を待ち続けて
きた個人株主の皆さんに与える影響は、大きなものがあると思います。
確かに米国でのコラテジェンの開発は国内の慢性動脈閉塞症における潰瘍の
改善とは違って、下肢切断リスクの低いFontaine分類のⅠ~Ⅱ度の患者を
対象に実施しているので、米国の取り組みが、即、駄目になるということでは
ないと思いますが、開発している本国での不承認は、米国での取り組みに
与える影響は少なくないと思います。
その場合、第44回新株予約権の行使が、前回と同じように下限行使価額に
抵触し、行使が進まず打ち切りの事態もあり得るわけです。また、第2回
無担保転換社債型新株予約権付社債への取り組みにも影響も出ます。
ですので、株主総会で7億株まで発行できる枠が承認されたからと言って
新たな資金調達が可能なのかですが、コラテジェン不承認の影響は
簡単には解消されないので、じり貧状況になることが予想されます。
その場合は減給や役員報酬減額、リストラでは間に合わないと思います。
ですので、そうならない様に願いながら、コラテジェンの本承認申請の
可否がどうなるのかと、米国で実施しているコラテジェンの後期第相臨床試験の
トップラインデータに注目しているところです。