株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/07/19 09:23

アンジェス(株):2023/07/19 09:23

第43回新株予約権の割当予定先となっていたBofA証券から7月12日に、新株予約権に係る発行価額の総額848万1467円の払込が完了したこともあり、行使が本格的に取り組まれると思います。

前回実施された第42回新株予約権の行使による資金調達額46億460万円の多くは、エメンド社の研究開発に充てられていますが、第43回新株予約権の行使による調達資金の具体的な使途は以下の通りです。

➊慢性動脈閉塞症のHGF遺伝子治療薬の正式承認に向けた製造販売費用及びグロー
バルでの製品価値最大化のための研究開発費用として
32億1800万円(2023年7月~2025年6月の期間)を充当予定。
❷早老症治療剤「ゾキンヴィ」の正式承認に向けた製造販売費用として
15億円(2023年7月~2025年6月の期間)を充当予定。
❸慢性椎間板性腰痛症治療用NF-kBデコイオリゴDNAの国内における第Ⅱ相臨床
試験費用として7億円(2023年7月~2025年12月の期間)を充当予定。

そこで、今日は充当予定額が最も多いHGF遺伝子治療薬コラテジェンの取り組みについて報告したいと思います。

充当予定額の32億1800万円は、コラテジェンの正式承認に向けた製造販売費用及びグローバルでの製品価値最大化のための研究開発費用です。主な使途は、本承認に向けたHGF遺伝子治療用製品の製剤の調達費用と米国での今後の臨床試験費用の一部であり、その他、グローバル展開に対応可能な製法、生産プロセスの効率化を企図する研究開発費用として用いることが想定されています。コラテジェンについては、2019年3月に条件付き承認を取得し、同年9月から製造販売後承認条件評価を行うための販売を行ってきましたが、従前申請の治験結果の再現性が確認できたと判断し、条件解除に向けた本承認の申請を、5月31日に厚生労働省に行うことができました。

また、6月26日の第43回新株予約権の取り組みを発表したIRの中では「2020年1月からは、米国において、閉塞性動脈硬化症を対象とした後期第Ⅱ相臨床試験を実施しており、2022年末までに目標症例数の投与を完了し、経過観察を実施しています。米国では、閉塞性動脈硬化症患者が多く、大きな市場となる可能性があると当社は考えております」と記述されています。