●アンジェス(株):2024/04/07 10:28
「ま。。」さんが
のれん減損ではなくてのれん償却額ですね🧐
細かいことで、すみません💦として
FISCO reportから、以下の文を引用し紹介してくれました。
「期末の現金及び預金残高41億円に対して、2024年12月期の営業損失が85億円の見込みとなっており、資金繰りが厳しくなっているが、営業損失のうち約30億円はキャッシュアウトを伴わないのれん償却額であり、キャッシュアウトだけで見ると概算で55億円となる。それでも手元キャッシュが不足する状況となるが、〜」と。
そこで、続きのFISCO reportを要約して紹介します。
◆キャッシュアウトだけで見ると概算で55億円となる。それでも手元キャッシュが不足する状況となるが、同社では新たに第三者割当による転換社債型新株予約権付社債を発行することで、当面の事業活動資金を調達していく方針だ。新株予約権付社債は第1回目を2024年4月5日に発行し1,300百万円を調達するほか、第2回を同年10月7日に同額分を発行する予定だ。
また、新株予約権は同年4月5日に330,301個割り当て、当初行使価額ですべて行使された場合、1,591百万円を調達できることになる。
黒字化の時期に関しては、開発パイプラインの進捗状況次第となる。特に、潜在市場規模の大きい米国でHGF遺伝子治療用製品の開発に成功した場合には、数十億円規模のマイルストーン収入(既に受領した契約一時金含む)が得られる見通しであるだけに、2024年5月頃に発表される後期第2相臨床試験の結果が要注目となる。
慢性椎間板性腰痛症を対象とした国内第2相臨床試験の結果は、2026年頃に判明する見込みで、その内容次第で塩野義製薬への導出の可能性も高まると思われる。
希少遺伝性疾患の検査受託サービスについては規模が小さいものの、受託先並びに検査領域の拡大によって2024年12月期以降は収益貢献する見通しだ。
Emendoについては今回、事業構造改革を実施し、固定負担の少ない知識集約型の研究開発体制に移行することで損失額を最小限に抑えながら、収益化を目指すことになる。早期にPOCを取得してIPOにより資金を独自で調達できるようになれば、同社の財務負担の軽減にもつながるだけに、今後の開発の進展に期待したい。