●アンジェス(株):2024/04/02 09:49
「A」氏のコメント。
「杉山さん、2024年末に終わるのは「前期」2相治験では???
そこから「後期」2相治験を始めるはずです。。」と。
バソミューン社がNatureのサイトで広告記事を掲載しAV-001の取り組みを紹介しましたが、その中で2022年1月より米国で取り組んでいる治験については紹介した記事のなかでも、「前期第2相臨床試験」と記述されています。
けれども、アンジェスが、3月19日に発表した第44回新株予約権の発行のお知らせのなかでも、また同日、関東財務局長に提出した有価証券報告書でも、現在取り組んでいるAV-001については「重症化リスクが低いオミクロン株への置き換わりが急速に進んだことに伴い、第Ⅱ相臨床試験の対象疾患をインフルエンザ等のウイルス性及び細菌性肺炎を含む急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に広げるべく米国 FDA に試験計画の変更を申請し、承認を受けました。」と報告されています。
では、なぜ前期第2相臨床試験が第2相臨床試験と位置づけなおしているのかですが、私が3月28日に投稿したコメントの中で「コロナウイルスによる感染症肺炎患者から、もともと開発してきた血管の不全を原因とする急性呼吸窮迫症候群まで対象を広げたことで、臨床試験の位置づけも第2相臨床試験として取り組むようになった思います」と、私なりの見解を投稿した経過があります。
ただ、この見解はアンジェスから確認したものではなく、私の私見なので、もし前期第2相臨床試験として始まったものが第2相臨床試験としたのかについて確認をしたいということであれば、アンジェスの方に問い合わせをしていただければと思います。