株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2024/03/10 09:28

アンジェス(株):2024/03/10 09:28

【AnGes Report】
(第25期アンジェス通信)による報告(その2)

➁慢性動脈閉塞症治療薬コラテジェン

HGF遺伝子治療用製品コラテジェンは、慢性動脈閉塞症の治療薬として当社が創業以来手掛けてきたプロジェクトで、日本国内においては、2019年3月に
条件及び期限付き承認を取得し、同年9月より販売を開始するとともに、市販後調査を実施してきました。なお、今回の条件解除に向けた本承認申請は、2014年に条件及び期限付き承認制度の運用開始以来、初めてとなります。

➂ACRLにおける検査事業

当社が運営しているアンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(ACRL)では、生後間もない赤ちゃんの遺伝性疾患の有無を調べる「拡大新生児スクリーニング検査」を一般社団法人希少疾患の医療と研究を推進する会(CReARID)から受託しています。この検査は、赤ちゃんのかかとから少量の血液を採取して、9種類の希少遺伝性疾患の可能性の有無を調べます。拡大新生児スクリーニング検査の対象疾患は、発症前に病気を発見し、治療を開始することで発症を防いだり、症状を軽減することができることから、当社は拡大新生児スクリーニング検査の普及にも積極的に取り組んでおります。2022年度は約1万件だった検査数が2023年度には約2万件まで増えてきました。

ACRLで実施している拡大新生児スクリーニング検査の対象疾患である「脊髄性筋萎縮症(SMA)」と「重症複合免疫不全症(SCID)」が、公費負担で実施されている「マススクリーニング検査」に追加される方針となったことが2023年秋にこども家庭庁から発表されました。この報道と前後して、「SMA家族の会」がこども家庭庁内閣府大臣政務官に要望書を提出いたことが報道されたほか、SMAやSCIDの検査が自治体によって実施状況に差がある現状を問題として取り上げるニュースが出されるなど、希少遺伝性疾患への取り組みが注目され始めています。

当社でも2024年1月にメディア向けにACRLの見学会を実施し、希少遺伝性疾患に関する取り組みについて説明するとともに、実際の医療現場での問題点などをACRLの指導監督医である埼玉医科大学教授の奥山虎之先生にご講演いただきました。