●アンジェス(株):2023/07/18 15:23
◆本日7月18日のアンジェスのIRの内容
アンジェス株式会社は、希少遺伝性疾患検査を主目的とした衛生検査所アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(ACRL)において、2024年4月より自治体や関連機関からの拡大新生児スクリーニングの受託を開始することといたしました。来年の受託開始に先駆けて、本日7月18日より相談受付窓口を設置し、拡大新生児スクリーニングの相談受付を開始したことをお知らせいたします。
ACRLは、2021年4月1日より一般社団法人 希少疾患の医療と研究を推進する会
(CReARID)から拡大新生児スクリーニング検査である「オプショナルスクリーニング」を受託しており、2022 年には年間約1万件の検査を実施いたしました。
CReARID から国内では最多の疾患を対象とする「オプショナルスクリーニング」を2年間受託する中で、現在の新生児スクリーニング検査における体制や課題に関して様々な方々からご相談いただくことが増え、ひとつひとつ改善を重ね複数の自治体や関連機関の方々に導入を検討いただける検査体制を構築してまいりました。
この度 2024 年4月から拡大新生児スクリーニング検査について、自治体や関連機関から受託を受け付ける運びとなりました。そして、来年の受託開始に先駆け、7月 18日より、当社ホームページのACRLサイトに相談窓口を設置し、自治体並びに関連機関のご担当者からのご相談の受付を開始いたします。
1977年に国の政策として、新生児のスクリーニング検査が無償で受けられるようになりました。そして、そのスクリーニング検査で対象となっていない希少疾患に関する検査ニーズも年々増えてきています。
当社では、企業理念である「治療法がない疾病分野や難病、希少疾患などを対象にした革新的な遺伝子医薬の開発・実用化を通じて、人々の健康と希望にあふれた暮らしの実現に貢献する」に従い、この検査事業によって少しでも多くの方が希少疾患を早期発見できる社会を目指してまいります。
今回の「2024 年4月より自治体や関連機関からの拡大新生児スクリーニング受託開始」により、当連結会計年度の業績に与える影響は軽微ですが、中長期的には当社事業収益への貢献が見込まれるものと考えております。