株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●4563-アンジェス記事ストック:2023/08/19 01:43

●4563-アンジェス記事ストック:2023/08/19 01:43

「ク」さんの投稿に、「ま。」さんが
「当時、twitter(現 X)でも話題に上がってましたね。
田村氏ではなく、西村氏の発言だったと思います。」とコメントしています。
そこで、この問題の経過について補足して報告しておきます。

アンジェスが、高用量製剤の第1/2相臨床試験で、投与量を増やした筋肉内接種とアクトランザ・ラボを活用した皮内接種を2021年8月から開始したものの、有効性については抗体価が期待する水準には至らなかったとして、海外の分析機関の速報データーに基づいて、開発の中止を決定したのは2022年9月のことです。

BSフジプライムニュースでの西村康稔議員がコロナワクチン開発に係る発言をしたのは、2021年11月24日だと思いますが、確かにアンジェス武漢型ワクチンの開発中止を決める約10カ月ほどの前の発言になります。

番組の終わりのところで視聴者の方からの質問を新美キャスターが「大阪市の方からいただきました意見ですが、西村さんにお伺いします。ブースター接種に際して、阪大のワクチンや塩野義などの国産ワクチンの選択肢はないのですか?」 と紹介し西村議員に発言を求めています。これに対して西村康稔氏は

「あの、まず国産ワクチンの開発も進んでいますけれども、残念ながら阪大のアンジェスのワクチンはなかなか効果がないということであきらめられているようですけれども、その他いくつか進んでますので、これはぜひ応援していきたいと思います。」と発言しています。

この発言は、番組の終了間際でもあり、アンジェスのワクチンが低用量では、結果が出ないと聞いていたこともあり、2021年8月より高用量製剤での臨床試験を規制当局である医薬品医療機器総合機構(PMDA)と協議して進めていることに、とっさに対応できなかった発言ではないかと思います。

ですので西村議員は、その後速やかに自身のオフィシャルサイトで

「国産ワクチンの開発は、今回の経済対策でも5000億円近い予算を確保し国としてしっかり取り組んでいきます。アンジェスによるワクチン開発も厳しい状況の中でも、引き続き取り組まれています。アンジェスをはじめとするベンチャー企業の取組みにも引き続き様々な支援を行っていきます。」と表明しています。