株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/08/18 10:49

アンジェス(株):2023/08/18 10:49

アンジェスは、腸内細菌叢を利用した疾患治療薬や健康維持のサプリメントを開発しているイスラエルのバイオテク企業であるマイバイオティクス社と2018年7月に資本提携しています。そして、マイバイオティクス社が発行する転換社債を50万USD(約6913万円)で引き受けたことが2022年11月にIRで報告しています。

マイバイオティクス社は世界的に高い注目を集めている体内の微生物の生態系であるマイクロバイオーム(微生物叢:びせいぶつそう)の研究において、次世代の医薬研究開発分野のパイオニアと言われており、世界に先駆けて腸内細菌を含む常在菌を構成する様々な種類の菌の存在比を維持した上で培養・製剤化し、その品質や腸内における生存率及び生着率を向上させる技術を開発しています。
これは、マイクロバイオーム医薬の実用化に必須の重要な技術であり、同社はマイクロバイオームの事業化競争において高い優位性を持っています。

なお、マイバイオティクス社が転換社債への応募を通して資金調達をした理由は、同社がイスラエルで実施してきた全微生物叢治療薬の第1相試験が2022年1月に完了していることから、次の前期第2相臨床試験を米国で行う予定となっているので、そのための資金調達です。なお、この全微生物叢治療薬は抗生物質治療後の再発性および重症クロストリジウム・ディフィシル感染症治療のための治験薬です。抗生物質治療後の再発率は25%を超え、米国だけで年間約30,000人が死亡しています。

マイバイオティクス社では、腸内細菌叢の微生物の構成を再現した培養物の製造法を確立しており、クロストリジウム・ディフィシル感染症の治療薬の第1相臨床試験は2022年1月にイスラエルにおいて完了しており、今後の開発を米国で実施するべく、現在、FDAと協議を行っております。

マイバイオティクス社では、2023年にかけて、再発性クロストリジウム・ディフィシル感染症および関連するその他の適応症に対する全微生物叢治療薬(MBX-SD-202)の臨床開発を継続する予定と言われています。

◆米国での前期第2相臨床試験は年内に開始されるのではないかと思います。