●アンジェス(株):2023/07/18 18:35
「元」さんから返信を戴き、ありがとうございます。
私がお尋ねした「2024年4月より自治体や関連機関からの
拡大新生児スクリーニングの受託を開始」する前に、アンジェスが
存在していることが危ぶまれると判断されているのでしょうか」との問いに
「元」さんは「今回のワラントでの資金調達が前回のように
失敗したとすれば、必ず会社の存続危機に陥ると個人的には思っております」
との返事を戴きました。
これは、一つの考え方としては頷けるものがあります。
ただ、その場合、アンジェスの主軸製品の一つであるコラテジェン
について、5月31日に厚生労働省から受理された本承認の申請が
どの様な結果になるのかが影響してくると思います。
また、慢性椎間板性腰痛症を対象とするNF-κBデコイオリゴDNAの
国内での第2相臨床試験が、時期的には2023年中には、遅くとも
医薬品医療機器総合機構(PMDA)から承認が下りる可能性が高いと思います。
それらの結果がどの様に、第43回新株予約権の行使に影響するのかも
関心があります。
確かに、現状の株価の状況からすれば、新株予約権の募集をすれば
資金調達が可能との認識は甘いと言わざるを得ないし、だからこそ
アンジェスの経営陣としては、ワラントを行なえば資金調達は可能とする
安易な姿勢や成り行き任せの資金調達の姿勢を転換し、事業資金の確保が
アンジェスの今にとって、必要不可欠なものとして認識し、真摯な姿勢で
取り組むことを願っています。
既に、割当予定先となっていたBofA証券から7月12日に、新株予約権1個
当たり19円で446,393個分に当たる発行価額の総額848万1467円の払込が
完了していて、行使が本格化するのはまもなくです。
私としては、前回の第42回新株予約権の行使のように未行使の残存株数が
385万株をキャンターからから、取得、及び消却した経過がありますが
同じ轍を踏まないよう取り組んでほしいと思います。