株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/04/03 08:54

アンジェス(株):2023/04/03 08:54

3月の新株予約権の月間行使状況の報告は、4月1~2日が土日ということもあるので、おそらく3月3日の後場終了後に報告がされるのではと思います。
3月1日にIRで報告された、第42回新株予約権の行使状況を集約すると、2月22日までに行使された株数は3335万株となっているので、この段階での未行使株数は3800万株ー3335万株=465万株となっています。

3月1日に報告された2月22日までの新株3335万株の行使による資金調達額は、45億540万円となっています。ですので、この段階では目標資金調達額は行使価額が224円として算出されているので、3800万株×224円=85億1200万円となり、今年2月までの資金調達額では85億1200万円ー45億540万円=40億660万円の不足となっています。

3月の行使状況はまだ報告されていませんが、仮にも行使の465万株が下限行使価額の124円で行使されるとすると資金調達額は465万株×124円=5億7660万円となり、それをこれまでの資金調達額と併せても45億540万円+5億7660万円=50億8200万円となり、調達予定額からすれば85億1200万円ー50億8200万円=34億3000万円の調達不足となります。

こうした結果は第42回新株予約権の行使の募集が、2022年9月26日に打ち出されたものですが、同月7日には、新型コロナウイルス感染症武漢型)向けDNAワクチンの開発中止と、HGF遺伝子治療用製品の慢性動脈閉塞症における 安静時疼痛の適応追加に向けた国内開発の中止が発表された時期でもあり、最悪の時期での取り組みであったと言えます。

が、ここまで来た以上は、残る465万株の未行使株を下限行使価額の124円の範囲内で、速やかに行使し、調達不足をいつの時期に第43回新株予約権の募集実施を行うかは経営陣の判断ではあるが、小手先に対策はないので、まずは2023年春に予定されているHGF遺伝子治療用製品コラテジェンの本承認を得るための申請手続きを完了させること、及びエメンド社が取り組んでいる先天性好中球減少症について、臨床試験入りの申請(IND)をエメンド社の企業プレゼンテーションの方針に基づいて、2023年第3四半期の時期に行うことをキッチリと取り組んで戴きたいと思います。