株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/07/18 08:59

アンジェス(株):2023/07/18 08:59

第43回新株予約権の割当予定先となっていたBofA証券から7月12日に、新株予約権1個当たり19円で446,393個分に当たる発行価額の総額848万1467円の払込が完了しています。

ここで、前回のキャンターを割当先とした第42回新株予約権の行使状況を簡単に振り返ってみますが、行使予定株数は3800万株でしたが、株価が下限行使価額124円割れが生じたことから、未行使の残存株数が385万株をキャンターからから、38,500個×134円=515万9000円で取得、及び消却した経過があります。

したがって第42回新株予約権の行使による目標資金調達額は、3800万株×224円=85億1200万円に、キャンターから新株予約権の行使に際して払いこまれた5092万からアンジェスが515万9000円で取得した分を引いた4576万1000円を加えた85億5776万1000円から新株予約権に係る発行諸費用の概算額5300万円を引いた85億476万1000円となります。けれども第42回新株予約権の合計行使数3415万株の資金調達額は46億460万円なので、調達不足額は85億476万1000円-46億460万円=39億16万1000円となっています。

第42回新株予約権の行使による資金は主要にはエメンド関連予算として充当されることから、第43回新株予約権の行使による資金調達の目的は、以下の3つが主要な柱となっています。

1つ目は、慢性動脈閉塞症のHGF遺伝子治療薬コラテジェンの正式承認に向けた製造販売費用及びグローバルでの製品価値最大化のための研究開発費用です。主な使途は、本承認に向けたHGF遺伝子治療用製品の製剤の調達費用と米国での今後の臨床試験費用の一部であり、その他、グローバル展開に対応可能な製法、生産プロセスの効率化を企図する研究開発費用として用いることを想定しています。

2つ目は、早老症治療剤「ゾキンヴィ」の正式承認に向けて、主に製剤の購入、その他販売関連費用として15億円とアイガー社に支払うマイルストーン費用です。

3つ目は、慢性椎間板性腰痛症治療用NF-kBデコイオリゴDNAの国内における第Ⅱ相臨床試験費用として7億円を計上する予定となっています。