株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/05/18 09:18

アンジェス(株):2023/05/18 09:18

2022年11月、アンジェス資本提携しているイスラエルのマイバイオティクス社が発行する転換社債を50万USD(約6913万円)で引き受けたことをIRで任意開示しています。マイバイオティクス社は世界的に高い注目を集めている体内の微生物の生態系であるマイクロバイオーム(微生物叢:びせいぶつそう)の研究において、次世代の医薬研究開発分野のパイオニアと言われています。

マイバイオティクス社は、世界に先駆けて腸内細菌を含む常在菌を構成する様々な種類の菌の存在比を維持した上で培養・製剤化し、その品質や腸内における生存率及び生着率を向上させる技術を開発しています。これは、マイクロバイオーム医薬の実用化に必須の重要な技術であり、同社はマイクロバイオームの事業化競争において高い優位性を持っています。

すでに、同社の開発製品パイプラインの中で胃腸疾患や婦人科系疾患については大手製薬企業とライセンス契約を締結して製品化を目指しています。同社が抗生物質治療後の再発性及び重症クロストリジウム・ディフィシル感染症治験薬として開発を進めている「MBX-SD-202」は、2022年1月にイスラエルにおいて健康なボランティアを対象とした第Ⅰ相臨床試験を終了し、良好な結果を得ております。

マイバイオティクス社は、アンジェスをはじめ提携先から得た転換社債による資金調達によって得た資金で、同社が抗生物質治療後の再発性及び重症クロストリジウム・ディフィシル感染症治験薬として開発を進めてきた「MBX-SD-202」を米国での前期第Ⅱ相臨床試験として実施する準備を進めてきました。

アンジェスはマイバイオティクス社における医薬品の研究開発をサポートすると共に、将来のマイクロバイオーム医薬品の導入を検討しています。アメリカ食品医薬品局との協議を経て、米国におけるクロストリジウム・ディフィシル感染症治験薬の前期第Ⅱ相臨床試験の実施発表があることを待ちたいと思います。

日本においても国立研究開発法人科学技術振興機構:研究開発戦略センターを中心に、ヒト微生物叢が様々な生命現象、疾患と関係しているとされ、ヒト微生物叢研究の重要性が認識され、将来的な研究開発投資などの支援策が検討されています。