●アンジェス(株):2023/05/15 09:46
「A」氏のコメント。
「そんな事より本日はゾキンヴィIRが株価に
どんだけ影響あるか注目です。
IRに合わせて補助資料も同時に公表しました。
山田社長の今回のゾキンIRに賭ける強い想いが伝わってきます」と。
ゾキンヴィについての補助資料は読みましたが
株価にどのような影響があるかを狙った発表ではないと思います。
山田社長も、第24期定時株主総会終了後の会社説明会で
「早老症(ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群や
プロジェロイド・ラミノパチー)は日本での患者数は少なく、数人から
10人規模です。早老症の中でも、特に症状の重い疾患については
現時点では確立した治療法は存在しておりません。
ゾキンヴィの日本への導入を決定したのは治療法がない疾病分野や難病、
希少疾患などを対象にした医薬品を一日でも早く患者さんにお届けする
という事業目的と合致する製品であるためです。」と語っています。
ただ、その場合、なぜ万年赤字の会社が、儲けが見込めない希少疾患治療薬に
手を出すのかとういう批判も出そうですが、山田社長の経営戦略の中には
幾つかの開発パイプラインと併せて
「アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー」での有償の
オプショナルスクリーニング検査対象の拡大を図りながら
近い将来、検査業務にかかる経費を超えて、ACRLでの検査業務で黒字化を
図る考えがあるのではと思います。
もちろん、アンジェス全体の赤字克服には、届くものではありませんが。