株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/03/03 09:37

アンジェス(株):2023/03/03 09:37

新生児マス・スクリーニングの検査は厚生労働省などの指導の下で、各自治体が主体となり実施されている公的事業でですが、日本で生まれてくる全ての新生児は、治療しないと命に係わる先天性の病気について検査を受けています。対象疾患は先天代謝異常症の18疾患と内分泌疾患の2疾患の20疾患が検査の対象となっています。

神奈川県の川崎生命科学・環境研究センターに、2021年4月開設した旧衛生検査所は2022年2月に「アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー」と名称変更し、自治体が主体となって実施しているマス・スクリーニングの検査対象以外の希少遺伝性疾患検査を主な目的とし、「⼀般社団法人希少疾患の医療と研究を推進する会」が提供する有償検査オプショナルスクリーニングの検査業務を受託しています。

オプショナルスクリーニング検査の対象疾患は「治療法があること」が前提になっていますが、現在はムコ多糖症I型、II型、IVA型、VI型、ファブリー病(男児のみ)、ポンペ病、副腎白質ジストロフィー(男児のみ)、脊髄性筋萎縮症、重症複合免疫不全症の疾患についてスクリーニング検査をが提供されています。

アンジェスは、昨年5月に米バイオ医薬品企業のアイガー社と希少遺伝性疾患で早老症といわれているハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群(HGPS)とプロジェロイド・ラミノパチー(PL)を適応症とした治療薬「ゾキンヴィ」について、日本における独占販売契約を締結しています。

山田社長はアイガー社との締結に当たって「 日本においては有効な治療薬がないHGPS患者さん、PL患者さんに一日も早く本剤をお届けできるよう、薬事承認を目指します。薬事承認取得と並行して、アンジェスクリニカルリサーチラボラトリーにおいて、治療薬が存在する遺伝性疾患患者発見のための診断検査を拡充する一環として、プロジェリア症候群の検査を実施する準備を進めて参ります」と語っています。

2022年12月期決算短信では、アンジェスクリニカルリサーチラボラトリーにおいて前2021年度第3四半期連結会計期間より実施しているオプショナルスクリーニング検査は安定的に推移し、手数料収入として5500万円を計上していますが、今後も対象地域も拡大しながら、取り組んでいくとのことです。