株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/09/18 09:37

アンジェス(株):2022/09/18 09:37

アンジェスが新型コロナDNAワクチン(武漢型)の開発中止を発表したのが、9月7日だったので、早くも10日経過しました。発表の翌日8日の株価は年初来最安値の252円を着けながらも、終値が277円となり、9日の株価も少し盛り返し、終値が292円となっています。

が、この新型コロナワクチン(武漢型)の開発中止で、なりをひそめていたモルガン・スタンレーMUFGが9月8日に36万9400株の空売りを行い、JPモルガン証券も歩調を合わせて報告義務消失していたのを、同じ8日に4万3100株ほどの空売りを行っています。9月8日の出来高は1091万1600株なので、空売り2社の当日の空売りは41万2500株なので、それほどのウエートはないのですが出来るだけチャンスを生かして株価を下げておこうとする意図があり、おそらく前場の初期で空売りを行い様子を見たのだと思います。

高用量の結果発表がどの様になるかを見守っていた個人株主の多くが、ワクチン開発の中止という残念な結果に、損切もやむなしとして売った方も相当数いたと思います。勿論、年初来最安値をチャンスとして、個人の方も、あるいは空売り機関の両建て用の購入も含めて、大口さんの購入もそれなりにあったと思います。

9月9日以降、空売りを行っているのはJPモルガン証券とモルガン・スタンレMUFGの2社ですが、9月15日までに2社で89万7800株の空売りを行い、その間13日に一度モルガン・スタンレーMUFGが13万2300株を買い戻しています。

ただし、空売り機関の対応基調は、現在の株価でも買い戻せば利益がでる水準なので、底値感から買いに入る動きをけん制しつつ、材料が直ちに出る状況でないことを見越してゆっくりと買い戻す動きだと思います。ただ、こうした持久戦の場合は、個人の方を中心に、損切を行い別の銘柄に転進する動きも一定数あるので、株価は年初来最安値の250円を挟んで下は220円から上は280円のレンジ相場が一定期間続くものと思います。

私自身の対応は、コロナワクチン(武漢型)の開発中止は残念でしたが、引き続き保有株は売らず、アンジェス創薬を含めて、エメンド社のゲノム編集技術を活用した治療方針の確立や創薬に繋げる今後の研究に期待し、引き続き応援していきたいと思います。