●アンジェス(株):2021/06/30 09:36
このところ、アンジェスに関わる取引では、空売り機関の
取引高が多いのに、当日の出来高に、反映されていない状況が
時おり、見受けられます。
たとへば、6月22日の売買結果は、前日比でプラス11円で、
終値が901円となり、出来高も116万7600株となっています。
一方、空売り機関の取引状況はと言えば、6月22日には
モルガン・スタンレーMUFGが55万100株の空売りをしているのに
野村インターは46万3100株の買い戻しを、またUBS AGも
なんと160万7000株も買い戻しをしているのです。
このように6月22日の出来高は116万7600株なのに
空売り機関の売買状況は、空売りが55万100株に対して
買戻しは二社で合計、207万100株の買い戻しが行われているのです。
こうした、空売り機関の取引は証券市場を通さないで
売買が行われているのです。
市場外取引とは言うまでもなく
証券取引所を経由せずに行われる証券取引のことです。
直接株の買い手(または売り手)を見つけて売買する相対取引や
証券会社が証券取引所を経由せず独自作っているPTS(私設取引システム)
などを通じて行う取引のことをいいます。
相対取引には、価格や決済方法を自由に決定できる
取引額が市場による価格変動の影響を受けない等のメリットがあります。
同時に、不公正な取引が成立するリスクもあります。
私自身も、株取引の年数は浅い方ので
まだまだ、学ぶべきものが一杯あるなーと感じています。