株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/08/26 09:03

アンジェス(株):2022/08/26 09:03

アンジェスの株価の動きを簡単に振り返ると、新型コロナ予防ワクチンの開発着手が発表された3月5日の株価は、前日比で80円高の507円となり、出来高も1859万6000株と大きな伸びを見せました。翌日3月6日はストップ高で株価も607円となっています。

以降、ジグザクがありながらも上昇トレンドの軌道に乗り、2020年6月26日には終値が2317円であったが、当日は最高値2492円を記録しています。が、株価はそれがピークで、以降は下降トレンドに転換し、2021年6月4日以降は、再び1000円台に戻ることがない状況となりました。

2022年2月24日には、年初来最安値の285円となりましたが、4月以降のアンジェスの株価の動きは大掴みに言うと、下値抵抗線支持線)は330円台付近で、上値抵抗線は400円台付近となっており、その間を上下するレンジ相場になっています。
この株価は、これと言った材料もない中での株価の動きですが、それに変化を与えるのは、山田社長が「現在、海外に委託した機関でデータの取りまとめを行っていますが、この夏のうちに正式なデータが上がってくる予定です」と語っている高用量についての治験結果次第によると思います。

この高用量製剤による治験結果が、仮に海外の先行ワクチンと比較して、それなりの有効性が確認できた場合、株価的にはそれほどのインパクトはないとしても、親ワクチンの承認につながる次の治験に進むことが出来る意味は大きいと思います。
逆に、先行ワクチンとの比較で有効性に期待する数値が確認できなかった場合は、私見となりますが、武漢型ワクチンの原液を使用したワクチン開発は断念し、やり直しの形で、変異株に対応する新たなワクチン開発になると思います。その場合、株価の一定のダウンは避けられないと思います。

ただ、そのことをもって、チームアンジェスが新型コロナ予防ワクチンの開発を断念することはありえないし、今後も新型コロナウイルス感染症は続いていく性格があり、またコロナ以外の感染症が発生する恐れは十分に予測できるので、複数の国産ワクチンの開発は国民の生活安全保障の上からも必要なことなのです。

出来れば、高用量による治験で安全性はもとより有効性が確認され、親ワクチンの承認につながる次のステップの治験に進むことが出来ることを期待します。