株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/07/04 08:35

アンジェス(株):2022/07/04 08:35

5月に掲示板で紹介した第28回日本遺伝子細胞治療学会学術集会が、7月14日~16日の3日間の会期で、博多国際展示場&カンファレンスセンターで「 遺伝子細胞治療〜新たな四半世紀の幕開け」をメインテーマに掲げて開催されます。
学術集会の開催にあたり、会長である九州大学大学院薬学研究院の米満吉和教授から次のような会長挨拶が行われています。

◆会長挨拶
当初大きな期待とうねりの中で開始された遺伝子治療は、なかなか臨床効果を示せないまま1999年より相次いだペンシルバニア大での死亡例、X-linked SCIDにおける白血病発症という副作用が引き金となり、その後長い冬の時代に突入することとなります。

多くの研究者が遺伝子治療に見切りをつける中、遺伝子治療のポテンシャルを信じて一部の研究者が粘り強く研究を継続した結果、ようやく2017年にRPE65遺伝子治療製剤 (Luxturna®)、翌年にはCAR-T細胞製剤 (Kymriah®)、そして2019年には脊髄性筋萎縮症治療剤 (Zolgensma®)が米国で承認され、今や遺伝子治療製剤は世界中の製薬企業にとって大きな可能性を秘める新剤型として注目されています。そして、新型コロナワクチンとしてmRNAワクチン等が開発され、これまでのワクチンとは次元の違う効果を発揮し始めました。今後も、遺伝子治療製剤は続々と医療現場のリアルワールドへ投入されてくることになるでしょう。

そのような中、JSGCT2022は令和4年に第28回としての開催となります。まさに、前途洋々の船出とそれを阻む幾多の苦難をくぐり抜け、ようやく希望の光が見え出した最初の四半世紀を終えたばかり。つまり2020年から始まる10年は、JSGCTにとって2nd Quarterの始まり、そして新たなスタートの10年(decade)となります。」

◆学術集会では大阪大学の森下先生が初日に、理事長として講演します。
また二日目には、アンジェスの山田社長とタカラバイオの仲尾社長が座長を務め、遺伝子治療・細胞医療に携わっている各社から、取り組みの報告が行われ、大阪大学の中神啓徳教授からも開発研究報告が行われます。
これをステップに、日本も本格的な遺伝子治療の幕開けのスタートに立つことができるので、産官学の連携を密にして頑張って戴きたいと思います。