株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/12/26 08:50

アンジェス(株):2021/12/26 08:50

イブの日の12月24日、アンジェスは「事業計画及び成長可能性に関する
事項の開示」を行っています。これはアンジェスの経営指標や将来の事業計画を
説明するための資料です。
今日は日曜日なのでコロナワクチン関係を離れて、椎間板性腰痛症治療薬に
ついて投稿してみます。NF-κBデコイオリゴDNAについては、米国での
後期第Ⅰ相臨床試験が、昨年2月に25例の患者投与が完了し、今年4月に
試験結果(観察期間12か月間)を発表しています。

この試験結果の対象患者は、32〜70歳の慢性椎間板性腰痛症患者の男女
25症例ですが、12ヵ月間の観察期間を通して重篤な有害事象(SAE)は
認められず、高い安全性を示しています。有効性についても探索的にデータを
評価したところ、投与早期に腰痛は大幅に軽減し、腰痛の抑制は投与 12ヵ月後
まで継続し、患者自身の皆さんからも高い満足度が得られたと報告されています。

アンジェスのIRでの報告では、この試験の治験責任医師であるカリフォルニア
大学サンディエゴ校医学部長で整形外科教授のSteven Garfin先生は、
「AMG0103 は、素晴らしい安全性プロファイルを有し、12ヵ月にわたり
腰痛を有意に軽減しており、慢性椎間板性腰痛症に苦しむ患者に対して画期的な
治療薬となる将来性があると考えています。さらに、腰痛の軽減に加えて
椎間板の高さを回復させる可能性が示唆されたことは注目に値します。
AMG0103 は、慢性椎間板性腰痛症の治療に使用される世界初の低侵襲デコイ
オリゴヌクレオチドになる可能性があります。」と述べています。

アンジェスの山田社長は、「我々は、今回の結果を確認するために臨床試験
さらに進め、FDA(アメリカ食品医薬品局)および世界の他の規制当局からの販売承認取得を検討する予定です。」と述べています。
12月24日に発表された「事業計画及び成長可能性に関する事項の開示」では
椎間板性腰痛症の患者さんは米国はもとより世界でも市場規模が大きいと
報告されています。そうした慢性椎間板性腰痛症患者の皆さんに一日も早く
画期的な治療薬が実用化できるようにライセンス契約等の締結を含め
次の開発ステージに速やかに移行するように取り組んでほしいと思います。