●アンジェス(株):2021/12/14 10:49
アンジェスの株価の動きを示す、日々のチャートの特徴は
毎日と言っていいほど、L型チャートが形成される連続となっている。
つまり、底値を意識した弱い買いのエネルギーを
相場開始直後から抑え込んで、下がった株価をヨコヨコに
推移させる動きとなっている。
つまり、情報力と資金力のある機関が株価をほぼコントロール下においた
動きのチャートになっている。
だから、一部マスコミのアンジェスへの評価を貶める報道がありながらも
株価の思ったほどの急落もない展開となっている。
問題は、こうした展開がいつまで続くのかと言うことである。
確かに、じり下げが長期に続く展開では、個人の買いが
やせ細っていく傾向となるのは確かである。
けれども、出来高を数字を見ると、終値付近のまとめ買いを含めて
買っているところもある。確かに、それらは空売り機関の
安値での買戻しにも見えるが、それだけではなく
先行きの値上がりを見込んだ、両建て用の買いもあるように見受けられる。
どっちにしろ、機関は株価を下げても、あるいは大きく上昇しても
儲かるように準備は怠らないのが常である。
こうした動きに翻弄され続けている限り、個人が勝つことは
難しいのが株式相場なのかも知れない。どうするかは、各人の腕次第です。