●アンジェス(株):2023/04/20 09:52
アンジェスの株価の終値が2月21日の132円を最後に、以降は
110円台~120円台のレンジ相場が続いてきました。
3月29に以降、4月19日までの営業日19日間の中で終値が
120円となったのが3回、121円となったのが1回あったが
後の15日間が110円台の終値となり、昨日4月19日は年初来安値の
113円となっています。
こうした株価の動きの中で、空売り機関の売買状況を見ると
メリルリンチ・インターは2月8日に報告義務消失となり
続いて3月にはUBS AGと、ゴールドマン・サックスが
報告義務消失を果たしています。そして、空売り残高数量が
最も多かったモルガン・スタンレーMUFGも4月には
報告義務消失と再インを繰り返していますが、
モルガン・スタンレーMUFGもモルガン証券も、空売残高数量は
この間の買い戻しで91万株~141万株台となっています。
つまり、空売り機関はアンジェスの株価が、更に下がり100円台を
割った場合でも、あるいはIRの発表で株価が多少でも上昇する
場合でも、対応できる準備が完了しているのです。
掲示板では「1円はまだ」という投稿は別にして、アンジェスの
株価の適正価格は50円とか、あるいは30円とかの意見発表が
されていますが、株価購入の機会をどこにするのかは各自の
判断となります。
もちろん、アンジェスの「103=倒産」を望み、不可避だとする人に
とっては、アンジェス株の購入は埒外とするでしょうが。