株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/05/12 18:56

アンジェス(株):2021/05/12 18:56

大阪大学は、少量の火薬を駆動力とした、ワクチンに最適な火薬を利用した「無針皮内投与デバイス」を開発し、昨年11月25日から大阪大学医学部附属病院新型コロナウイルス感染症に対する同デバイスを用いたDNAワクチンの医師主導治験を開始したことを発表しています。

この治験は、阪大医学系研究科の中神啓徳 寄附講座教授や、山下邦彦特任准教授(先進デバイス分子治療学)らの長い研究結果の上に実現したものです。
DNAワクチンで課題のひとつは、細胞内に効率よく核酸ワクチンを送達させることとされてきました。それを実現できる手段として期待されているのが、ダイセルと共同開発してきた無針投与デバイスのアクトランザラボなのです。

新型コロナワクチンの接種方法は、イノビオのワクチンを別にすれば、通常は筋肉内投与が一般的です。それに対し、大阪大学が実施している治験は無針皮内投与デバイスによる投与は表皮と真皮の間に投与する「皮内投与」です。
皮内投与が選ばれた理由は、皮内には一般的に免疫細胞が多く、ワクチンに対する反応性が高いことにあります。この投与方法なら、必要な接種量が5分の1から10分の1程度で済む可能性があります。また今回の無針皮内投与デバイスは、皮内で遺伝子を高発現させるようにも設計されている優れものです。

無針皮内投与デバイスで皮内に正確に投与できれば、少量で効率よく免疫を誘導することが期待でき、それだけ多くの人にワクチンを接種させることが実現できる可能性も出てくることが期待できます。出来れば、アンジェスが初夏に発表すると言われている臨床試験の結果発表と併せて、無針デバイス(アクトランザラブ)を活用した大阪大学の朝野先生が責任者となって実施している医師主導の治験結果も併せて発表されたらと、期待しています。