株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/11/10 16:09

アンジェス(株):2021/11/10 16:09

「I」さん、こんにちは。
アンジェスが8月から実施してきた高用量製剤による治験に対して、山田社長も、この治験は「新型コロナDNAワクチンの実用化に向けた承認の最短距離にある取り組み」と広報ブログで説明をしていました。厳島さんが言っているように、日本医療研究開発機構(AMED)から承認と支援を受けた取り組みでもあり、この治験は「山田社長の強い・自信と決意のあらわれ」であることを感じます。

言うまでもないことですが、この高用量製剤による臨床試験は、有効性としての免疫原性をより高めるための取り組みであり、プラセボ(偽薬)を使わない実薬のみの非盲検試験です。先行している海外ワクチンと同等程度の予防効果の高いワクチンを開発する必要があり、追加で臨床試験を行っているものです。

接種方法としては、筋肉内接種に加えて新たに皮内接種も実施しています。
皮内接種については、昨年11月に大阪大学医学部で実施した朝野教授による医師主導の臨床研究で、筋肉内接種よりも少ない投与量で同等程度の効果が得られる可能性のあることが示唆されるデータが得られたことから、今回、アンジェスの責任による企業試験となったのです。皮内接種のデバイスダイセル社が開発する薬剤送達デバイス「アクトランザTMラボ」を用いたものです。この無針デバイスの開発についても大阪大学の臨床遺伝子治療学の研究グループである「健康発達医学」の責任者と活躍している中神啓徳教授らの長い研究成果の上に取り組まれているものです。

投与量を増やす高用量製剤による治験の中で、皮内投与の治験が成功すれば、アンジェスが実施してきたこれまでの臨床試験よりワクチンの投与量が少なくても、有効性が高いものが治験結果で得られれば、ワクチン接種のこれまでの接種方法を画期的に変えることが出来る成果になると思います。
チームアンジェスによる新型コロナワクチンの開発成功を期待しています。