株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/03/06 04:15

アンジェス(株):2021/03/06 04:15

【医薬通信社】
アンジェスの新型コロナワクチンP1/2試験で好結果
森下竜一氏 (臨床遺伝子治療学寄附講座教授)に聞く(その1)

大阪大学アンジェスが共同開発を進めている新型コロナウイルス感染予防DNAワクチンについて、最新の進捗状況や今後の展望、国内ワクチン開発の重要性などを、同プロジェクトのキーパーソンである森下竜一氏(大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄附講座教授)に聞いた。

森下氏は、アンジェスの新型コロナDNAワクチンの臨床試験の現況について、「まだ詳細は論文化の前で話せないが、P1/2試験では、新型コロナウイルスに対する中和活性を持った抗体の産生や、インターフェロンγ産生細胞の増加が確認されている」と報告する。
その上で、「これらの試験結果は、我々のワクチンが“中和抗体を作る”液性免疫を促進する機能と、ウイルスの増えている細胞を殺す“細胞性免疫”の二つの機能を有することを表している」と指摘した。

プラスミドDNAワクチンは、WHOのワクチンガイドラインで、「抗原特異的なB細胞刺激による抗体産生と、ウイルスが増殖している細胞を殺す細胞性免疫の理想的なメカニズムを有する」と記載されており、「その通りの結果で改めてDNAワクチンの有用性を示していると思う」と強調する。

今回の新型コロナDNAワクチンのP1/2試験結果は、WHOのガイドラインの内容を再現したもので、「開発は順調に進んでいる」と森下氏。現在進んでいるP2/3試験の結果も合わせ、論文として詳細を報告する予定だ。

ちなみに、同ガイドラインには、プラスミドDNAワクチンの特徴として、「ベクターに対する抗体はなく、繰り返し投与が可能」、「製造が容易で製剤の安全性に優れている(製造期間が6~8週間と短い、抗原ウイルスを扱う必要がない、生産は精製施設で可能、長期備蓄可能、特別な設備・施設が要らない)」なども列挙されている。

新型コロナ予防ワクチンの開発が進められる昨今においては、感染予防効果を確認するための様々な同ウイルス感染動物モデルの作製が重要だが、既に大阪大学微研などにおいて作成が進んでいる。森下氏らの新型コロナDNAワクチンも、複数の動物モデルで新型コロナウイルスの感染防御が証明されている。