株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/03/28 11:30

アンジェス(株):2021/03/28 11:30

2月17日、機関投資家・アナリストを対象にしたアンジェスの決算説明会の中で、「臨床試験の結果が発表されていない理由」の問いに対して会社側は

「ワクチン開発のプロジェクトは、元々当社のプロジェクトとして開始しましたが、その後、ご存じの通り、公的機関からの助成金などで、力強いご支援をいただいて進めている状況でございます。そのような状況の中で、試験結果については、フェーズ1/2試験ですと症例数が少ないため、より多い500症例でのフェーズ2/3の試験結果と共に総合的にご報告申し上げよう、と国の考え方も含めて決断しました。」

と説明しています。そして第1/2相臨床試験、及び第2/3相臨床試験の結果をまとめて「公表出来る時期は初夏ごろ」と答えています。
一日も早く治験結果が公表され、次のステップに進むことを期待していますが、「医薬通信社」が大阪大学の森下竜一先生へ取材を行い、それが3月5日に発表されているので、治験結果の大筋の内容は知ることが出来ます。
「医薬通信社」の記事は紹介済みですが、治験結果に関わる部分を再度、紹介したいと思います。
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【医薬通信社】
森下氏は、アンジェスの新型コロナDNAワクチンの臨床試験の現況について、「まだ詳細は論文化の前で話せないが、P1/2試験では、新型コロナウイルスに対する中和活性を持った抗体の産生や、インターフェロンγ産生細胞の増加が確認されている」と報告する。その上で、「これらの試験結果は、我々のワクチンが“中和抗体を作る”液性免疫を促進する機能と、ウイルスの増えている細胞を殺す“細胞性免疫”の二つの機能を有することを表している」と指摘した。

プラスミドDNAワクチンは、WHOのワクチンガイドラインで、「抗原特異的なB細胞刺激による抗体産生と、ウイルスが増殖している細胞を殺す細胞性免疫の理想的なメカニズムを有する」と記載されており、「その通りの結果で改めてDNAワクチンの有用性を示していると思う」と強調する。

今回の新型コロナDNAワクチンのP1/2試験結果は、WHOのガイドラインの内容を再現したもので、「開発は順調に進んでいる」と森下氏。現在進んでいるP2/3試験の結果も合わせ、論文として詳細を報告する予定だ。