●アンジェス(株)：2020/03/02 09:25

アンジェスがフィリップ証券を引き受け先として第三者割当方式の増資を発表したのが2月17日で当日の終値が562円。昨日の終値が388円であったので8営業日で174円のマイナスとなった。千株保有者で17万4000円、１万株保有者で174万円の含み損となります。

この結果は、一義的には17日の増資決定によるものですが、この間新コロナウイルスの感染拡大が連日のように報じられ、小中高の全国一斉の休校要請を始め、プロ野球や競馬などの無観客開催や各地の伝統行事などの相次ぐ中止などに追い込まれ、景気低迷に拍車がかかるのではと言う懸念材料が日経平均の下落にも表れていることが影響しています。

しかし、株式相場は何時までも下がり続けるものではなく、反転の兆しを捉えてしっかりと利益を確保する人や機関がいることは事実です。ここまで下がれば、空売り機関の買戻しによる利益確定の動きも進むので、それと併せて私たちも、この間の損失を少しでも取り返す対応が必要です。
株は安い時に買い、高い時に売るのはどのような局面でも鉄則です。