株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2024/02/08 08:17

アンジェス(株):2024/02/08 08:17

2023年の暮れ、イスラエルのテクノロジーニュースサイト「CTech」や、日刊ビジネス新聞TheMarkerから、「買収から3年後、日本の製薬会社アンジェスはレホボトの遺伝子編集会社エメンド・バイオを閉鎖する」との報道がありました。報道が事実であればアンジェスの今後の企業戦略に関わることでもあるので、早急な説明を求める声が掲示板に寄せられていたと思います。

それに対してアンジェスは、1月10日にIR情報で「イスラエルにおいて現地メディアにより、当社子会社であるエメンド社のイスラエルにある研究開発拠点が閉鎖されたとの報道がありましたが、閉鎖を決定した事実はありません」と発表し、同時に、「イスラエルハマスの戦闘による地政学的リスクから、エメンド社で開発中のゲノム編集治療の臨床試験を米国で実施する準備を進めてきたことから、エメンド社の研究開発体制について、イスラエルの研究所の縮小と米国への展開を含めた再構築を検討している」ことを明らかにしています。

続く1月29日、「連結子会社における事業再編成に関するお知らせ」の中で、アンジェスは「事業再編成を行う背景・理由」として、 エメンド社は独自のOMNIヌクレアーゼの開発にあたり、その探索と最適化を労働集約的に行ってきたが、これまで蓄積された大量のデータをベースに、人工知能を活用し、知識集約的な研究開発体制に移行す研究開発戦略の検討を踏まえ、イスラエル地政学的リスクも考慮した結果、エメンド社の研究開発機能を再編成し、その機能を米国に段階的に移管し、米国の拠点化を促進していくとしています。その結果、イスラエルのエメンド社研究所の施設は継続して使用するものの、研究開発人員を現状から半数以下に削減する検討を始めますとしています。

米国において臨床試験の準備を進めているゲノム編集製品並びに他のパイプラインの研究開発を加速するとともに、米国におけるエメンド社のゲノム編集技術の導出等を進める目的で、米国における体制を強化加速するとのことです。具体的な人員削減数、新たな研究開発体制等を策定中ですが詳細は見積りを作成中なので、今後開示すべき事項が決定された場合には速やかに報告するとしています。

◆11万人余の個人株主の方々が、アンジェスの屋台骨を支えていることを念頭に置いた広報に取り組まれることを望んでいます。