●アンジェス(株):2024/01/18 18:26
アンジェスは1月18日に、ゾキンヴィについてIRで以下のように報告しています。
「当社は、乳児早老症であるハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群とプロセシング不全性プロジェロイド・ラミノパチーの治療剤である「ゾキンヴィ」(一般名:ロナファルニブ)について、本日、厚生労働省より製造販売承認を取得いたしましたのでお知らせいたします」と。
なお広報ブログで、今回の発表に関して山田社長のメッセージが出されていますので紹介しておきます。
◆ゾキンヴィの製造販売承認に関する当社代表からのメッセージ
本日、日本におけるゾキンヴィの製造販売承認を取得出来たことを大変喜ばしく思います。日本においては有効な治療薬がないハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群(HGPS)患者の方々、プロセシング不全のプロジェロイド・ラミノパチー(PL)患者の方々に一日も早く本剤をお届けできるよう準備を進めてまいります。また、アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(ACRL)において、HGPS並びにプロセシング不全のPLに関する遺伝子検査を実施できる体制を整えました。これにより当社は、HGPS並びにプロセシング不全のPLに関して診断から治療までを支援してまいります。
ゾキンヴィは、当社の事業目的である「治療法がない疾病分野や難病、希少疾患などを対象にした革新的な医薬品の開発を通じて、国民生活や医療水準の向上に貢献すること」に合致する製品と考え、2022年5月に日本国内での販売権を取得し、製造販売承認に向けて取り組みを進めてまいりました。過去にムコ多糖症VI型治療薬ナグラザイムの導入の経験を活かし、スピード感を持って進めることが出来たと考えております。これからも、国内に治療薬がない希少疾患に対して、治療薬の開発、導入などで貢献したいと思います。