株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/12/04 17:02

アンジェス(株):2023/12/04 17:02

「神」さんへ。

CRISPRが二人の女性科学者によって開発されたのは2012年で
かれこれ11年が経過しています。

エメンド社は、それから3年ほど後の2015年12月に創立されています。
その創立の契機になったのは、ワイツマン研究所の熱心な卒業生が
ホワイトボードの周りに集まり、「CRISPRを改善するにはどうすればよいか」
という質問をしたことから始まったと言われています。

ですので、エメンド社の「OMNIプラットホーム」技術が確立できたのは
CRISPRキャスナインでは、完全に解決されていないオフターゲット効果を
どのようにすれば改善できるのかが出発点になっているので
エメンド社のOMNIプラットホーム技術は、CRISPRキャスナインを更に
発展させるものなので、どちらが素晴らしいかといった対立概念でとらえる
ものではないのです。

つまり、CRISPRキャスナインが基本の土台にあり、それをより良くしたもの
が、「OMNIプラットホーム」技術なのです。

ゲノム編集技術を使った遺伝性疾患について、臨床入りした企業は幾つか
あるようですが、それらの企業でも、人への治療法の確立にあたっては
それぞれに創意工夫を行って、オフターゲット効果の低減を図る取り組みが
進められているのです。

つまり、二人の女性科学者によって開発されたCRISPRキャスナインが
それぞれの工夫によって、動植物を対象として進められてきたゲノム編集
技術が、ここにきてやっと人への治療法の確立に至るまで、ゲノム編集技術
が発展してきたのです。

そして、これからがゲノム編集技術によって、これまで有効な治療法が
なかった疾患にもアプローチできる時代を、ようやく迎えることができる
幕開けが到来しつつあるのではないかと思っています。

それぞれの研究によって、切磋琢磨が進み、ゲノム編集が一層前進することを
願いたいと思います。