●アンジェス(株):2023/10/06 02:14
「ま。」さんのコメント。
「sugさんの言葉で解説(解釈)されているので、その根拠を確認したいだけです。
> 言うまでもなく、この補助金は「ワクチン生産体制等緊急整備事業」なので
> アンジェスは支給された窓口になっているものの、生産体制を保有している
> 訳ではないので、厚生労働省の資料にもあるようにタカラバイオなどを
> 支給対象としているものです」と。
まず、ワクチン生産体制等緊急整備事業に応募するにあたっては、「まる。。」さんが紹介してくれた2020年6月に厚生労働省健康局が発布したワクチン生産体制等緊急整備事業に関する文書の中に「Ⅲ 応募に関する諸条件について」について記載した以下の文章があります。それによると
1.応募資格者として以下の要件を満たす法人として
・ 複数の法人が協力して事業を実施する場合、本事業の実施に主たる責任を持
つ法人(国内で薬事承認申請を行うことを計画する法人等)が代表して応募を
行うこと。
となっています。厚生労働省が発表したワクチン生産体制等緊急整備事業(第一次公募)に応募し、採択された5社の一覧表に、ワクチン開発の主たる責任法人としてアンジェスの名があり、支給対象企業としてタカラバイオやKanekaなどが記載され、ワクチン生産体制等緊急整備事業の補助金として93億8030万円が交付されると記載されていたと思います。
なお、「前受金の残金29.5億円が、「整備事業」の助成金だとする根拠は何でしょうか?」との「ま。」さんの質問ですが、9月14日に発表された広報ブログでの「最近いただいたお問い合わせへのご回答」を参照してください。そこには
「8/24に発表しましたように、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)によるワクチン開発推進事業に関する 委託研究開発費として受領していた助成金は、AMEDの監査の結果、適正な執行と認められたことから補助金収入として28億15百万円計上いたしました。
また、コロナワクチン開発に関する助成金(前受金に計上済み)のうち、 厚生労働省「ワクチン生産体制等緊急整備事業」として受領した助成金は監査未了ですが、 監査の結果適正と認められた時点で補助金収入として計上する予定です」と記載されています