株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/09/13 11:45

アンジェス(株):2023/09/13 11:45

「A」氏から、変異株コロナワクチンについての意見を求められたので私の考えを報告しておきます。

新型コロナの感染者数が増え、第9波を迎えていると言われています。
世界保健機関(WHO)も、感染者数が増えている新型コロナウイルスの変異株「EG.5」を「注目すべき変異株(VOI)」に指定し、各国にモニタリングを呼びかけています。「EG.5」は「エリス」の通称で呼ばれているものです。

アンジェス大阪大学と共同開発してきた武漢コロナウイルスの遺伝情報の基づいて開発したコロナワクチンについては、2022年9月に海外に委託していた分析機関の速報データから、高用量製剤による治験でも、抗体価が期待する水準には至らなかったとしてワクチン開発を中止すると発表しています。武漢型初期ワクチンの中止に当たってアンジェスが今後の取り組みについて、次のような見解を明らかにしています。

➀当社はこれまでの研究開発の知見を活かし、プラスミドの発現効率や導入効率の向上等、プラットフォームの見直しを行い、並行して将来発生する可能性のある新たな変異株を視野に入れ当面、オミクロン株の最新変異株に対しても有効な改良型DNAワクチン研究を開始することを決定いたしました。

➁さらに当社は、広範な免疫応答を刺激し、ウイルスの増殖防止、拡散の
阻止が期待される、ワクチンの経鼻投与製剤の研究開始を決定いたしました。

上記の➀に見解からすれば、世界保健機関(WHO)も、「エリス」については「注目すべき変異株(VOI)」に指定しているので、本来であれば「最新変異株に対して有効な改良型DNAワクチン研究を開始」すると言っているので、研究に取り組むべきかと思いますが、大阪大学とは武漢型ワクチンの共同開発についての提携を解消したままの状態になっている状況です。やはり、新たな変異株に対応するワクチンの研究開発に取り組むのであれば、アンジェス単独での研究開発ではなく、大阪大学との協力が必要になると思います。

なお、スタンフォード大学と提携して開発する経鼻投与ワクチンについては、マウスを用いた実験で、血清中の抗体が上昇することが報告されていますが、その後の研究については進捗状況が発表されておりません。

ですので、現在は変異株エリスの研究開発には着手していない状況だと思います。