株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/08/25 08:53

アンジェス(株):2023/08/25 08:53

米国で実施してきた慢性椎間板性腰痛症を対象としたNF-κBデコイオリゴDNAの後期第1相臨床試験の治験結果については、2021年4月にトップラインデータが発表されています。

米国での治験責任医師である、カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部長のスティーブン・ガーフィン教授は「椎間板起因の腰痛に苦しむ患者さんに対して、画期的な治療を提供する可能性を秘めていると考えます。大幅な痛みの軽減効果とその持続期間を素晴らしい結果と受け止めており、その後の試験でのさらなる評価を期待しています」と述べています。

この結果を受けて山田社長は、「米国での臨床試験で、椎間板の高さを回復させる可能性が示唆されたことは、椎間板の変性を抑制する可能性を秘めている。我々は、今回の結果を確認するために臨床試験をさらに進め、FDAおよび世界の他の規制当局からの販売承認取得を検討する予定である」と語っていました。

その後アンジェスは、2023年1月に国内開発についてのIRを発表し、3月には
塩野義製薬と協力して国内第2相臨床試験に取り組むことを取締役会で決議したとのIRを発表しています。

8月9日、2023年12月期第2四半期決算短信がIRで発表されましたが、その動画ビデオによる説明で山田社長は、国内で開発を決定した慢性椎間板性腰痛症を対象としたNF-κBデコイオリゴDNAの、第2相臨床試験について次のように述べています。

「第2四半期決算報告に関る三つ目のトピックスは、NF-κBデコイオリゴDNAの国内での臨床試験となります。この製品は、後期第1相臨床試験を米国で実施し、その試験結果から安全性、及び有効性が確認されています。
この慢性椎間板性腰痛症は日本国内にも多くの患者の方がおりますので、国内でも事業性が見込めると判断し、第2相臨床試験を日本国内で行うことと致しました。

第2相臨床試験については、塩野義製薬と協力に関する契約を締結し、第2相臨床試験の結果を確認した後に、第3相臨床試験について協議していくことになっています。現在、第2相臨床試験の実施に向けてプロトコールも確定し、この第3四半期には、最初の患者への投与が行われるものと見込んでおります。」と。