●アンジェス(株):2023/08/14 06:41
◆ACRL主任研究員による説明(その2)
そういったご要望やご意見をお聞きした上でACRL、及びアンジェスとしてやるべきことを考え、スクリーニング検査から遺伝学的検査、更にはバイオマーカー検査まで、希少疾患検査に必要な体制を備えて、ワンストップで提供できるようになることで、希少疾患診療に携わる皆様の要望にお応えして参ります。
また、自治体や関係機関などの皆様からは、検査項目を特定のパッケージだけで受託するところもあり、一部の疾患のみの検査をすることができず困っているという意見をお聞きしました。そこで拡大新生児スクリーニングにおいて国内最多の検査項目を誇るACRLでは、その強みを生かして9つの疾患すべてのスクリーニング検査を受託することや、あるいは一部疾患検査のみを受託するなど、ご要望やニーズに沿った検査パッケージを提案できるようにしております。
このように希少遺伝性疾患検査において、ワンストップで対応できること、ご要望やニーズに応じることが医療機関の皆様、そして患者の方々の負担を減らすことに繋がると信じています。これらの点から希少遺伝性疾患検査事業は当社が取り組むべきことと思っています。
最後のACRL関連で、先日、二つのニュースを発表致しましたが、ACRLでは遺伝学的検査の技術を確立し、2023年冬からの受託開始を目指しております。また、2024年4月からの拡大新生児スクリーニング受託開始に向け、具体的な話を進めてまいります。
◎アンジェスが、8月9日に発表した「2023年12月期第2四半期決算短信」の説明動画が広報から出されていますが、ACRL関連の報告については、山田社長が紹介した大越主任研究員が説明報告を行っているので、そのことを報告しておきます。