株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/05/11 08:53

アンジェス(株):2023/05/11 08:53

第24期定時株主総会終了後に開催された会社説明会で、山田社長は川崎生命科学・環境研究センターに開設されているアンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(ACRL)の取り組み状況について、次のように話しています。

「ACRLは希少疾患性の検査を受託しており、現在、首都圏の新生児の遺伝性疾患の有無を調べる有償検査を実施しております。2021年4月に開始してから、わずか1年半の経過ですが、現在は1年間で1万件の検査を受託するところまできました。ACRLは、他の検査所では検査できない疾患も検査項目に含まれているため、各地の自治体や企業から、検査の委託先として問い合わせを戴いております。

また、希少遺伝性疾患の有償スクリーニング検査だけではなく、スクリーニング検査等で疾患の可能性があると判断された場合、疾患の有無を確定させるための検査や、治療薬の効果を確認するため検査を拡大していきます。それにより今後は、治療の改善状況を体内の物質を調べることで治療の改善状況などを客観的に判断するためのデータを、医療機関に提供する領域まで検査を拡大することにより、希少遺伝性疾患の治療に至るまでの包括的な検査体制の構築を進めてまいります」と。

なお、5月10日に発表された2023年12月期第1四半期決算短信の中で、ACRLの検査の取り組み状況が記載されていますので紹介しておきます。

■希少遺伝性疾患検査を主目的としたACRLの検査受託

アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(ACRL)では現在、一般社団法人希少疾患の医療と研究を推進する会が展開する「オプショナルスクリーニング」事業における検査業務を受託しております。現在、各自治体や民間の検査センター等との連携も含め新生児を対象とした追加スクリーニング検査の受託拡大を図っており、当連結会計年度における受託数の増加を見込んでおります。また、希少遺伝性疾患の確定検査並びに治療効果をモニタリングするバイオマーカーの検査については、実施体制の構築を進めており、希少遺伝性疾患の診断から治療に至るまでの包括的な検査体制の提供を目指してまいります。

◎バイオマーカーとは、血液、尿などの体液や組織に含まれるたんぱく、遺伝子など体内の物質を調べることで、病気の変化や治療に対する反応をみる 客観的な指標です。