株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/01/27 09:26

アンジェス(株):2023/01/27 09:26

1月16日に出された年頭の「トップメッセージ」では、HGF遺伝子治療用製品コラテジェンの取り組みと、エメンド社のゲノム編集技術で開発競争の厳しい荒波に挑み、「遺伝子医薬のグローバルリーダーを目指して」いく姿勢が示されました。この中で、HGF遺伝子治療用製品について、トップメッセージの中では、次のようにメッセージが出されています。

1999年12月、HGF(肝細胞増殖因子)遺伝子の血管を新生する作用を応用した医薬品開発を目指して、アンジェス(AnGes)は創業しました。血管新生という治療の概念は当時「これまでにない」治療法でした。そして様々な挑戦と苦労を経て、20年という歳月をかけて2019年9月、世界初の血管を新生する遺伝子治療用製品、そして世界初となるプラスミドDNA技術を用いた遺伝子治療用製品として、承認・薬価収載され、販売に至りました。
大事な使命と感じるのは、海外で苦しんでおられる世界中の虚血性疾患の患者さんに是非とも届けることだと思います」と。

アンジェスの山田社長は、仙台市生まれで、東北大学大学院医学研究科博士課程修了したのち、三菱化成工業(現三菱化学)、そーせいを経て2000年8月、宝酒造に入社しドラゴン・ジェノミクス(現タカラバイオ)の取締役に就任した人ですが、2001年5月にアンジェスの事業開発本部長として入社し、2002年9月にアンジェス代表取締役社長に就任した人です。

タカラバイオから30人そこそこのアンジェスに転職する契機としては、アンジェスに移って、以前研究していたHGF遺伝子治療薬の開発を成功させ遺伝子医薬の分野で花を咲かせてみたい思いもあったのではと思います。その意味では、HGF遺伝子治療用製品コラテジェン開発には思い入れも強く、ある意味では人生を掛けた研究開発でもあったと思います。

HGF遺伝子治療用製品コラテジェンの国内での取り組みについては、2019年3月に、慢性動脈閉塞症における潰瘍の改善を効能、効果として、条件及び期限付販売承認を取得した期限が5年なので、2024年の本承認取得を目指して、申請準備を行っている段階です。ぜひとも本承認が得られるよう申請準備を進めて貰いたいと思います。